カラコンの洗浄方法

パッと見わからないものの、装着後のカラコンには、涙に含まれるたんぱく質や脂肪、カルシウムなどの汚れが確実に付着しています。
この付着物をそのままにしてしまうと装着した時に違和感を覚えたり、それらを餌に繁殖した細菌やカビが原因で目に炎症が起きることがあります。
なお、カラコンの中でも洗浄が必要なのは、2weekや1か月など、何日も使い続けるタイプのみです。
使い捨てタイプのカラコンについては、洗浄する必要はありません。
逆に、使い捨てでないカラコンを使っている場合、毎日洗浄する必要があります。
洗浄の仕方としては、まず手をハンドソープなどで洗い、清潔な状態にします。
爪の間など汚れが溜まりやすい部分は特に重点的に洗いましょう。
準備が済んだら、カラコンを手のひらに乗せて洗浄液を数滴つけ、レンズの両面それぞれを20から30回指で軽くこすり丁寧に洗います。
この際スポンジや綿棒を使ってしまうとレンズが傷ついてしまいます。
指で優しく洗うようにしてください。
洗い終えたらレンズの両面を裏表の向きに注意しながら洗浄液でよくすすぎます。
最後に、ケースに洗浄液をたっぷり入れ、完全にカラコンを沈めた状態で蓋を閉めしばらく放置します。
4時間以上放置すれば、洗浄完了です。
消毒後のカラコンは、そのまま取り出して使ってOKです。
なお、カラコンの洗浄には必ず専用の洗浄液を使いましょう。
水道水を使ってしまうと、水道水由来の雑菌が付着したりレンズの変形の原因になります。
せっかくきれいにしたつもりがかえってトラブルの原因になることもあるため、水道水の使用は避けるべきです。
また、長い期間使い続けると、洗浄液では簡単に落ちない汚れがつくことがあります。
そのような場合、洗浄液とは別に、タンパク質除去剤の併用がおすすめです。
目は、体の中でも特にデリケートな部分です。
安心安全におしゃれを楽しむためにも、カラコンの洗浄は確実に行いましょう。

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